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周書

周官

第 48 篇

成王は殷の天命を廃し、淮夷を滅ぼして豊に帰った。そこで『周官』を作った。(原書にはこの段落はない)

周王は万邦を安んじ、侯甸の地を巡行し、四方で朝服しない者を征討し、その万民を安定させた。六服の諸侯の君主たちは、みな徳化を受けない者はなく、皆宗周に帰した。ここにおいて治めの官を監督し端正にした。

王は言った。「昔の大道は、乱れぬうちに治めを定め、危うからぬうちに国を全うするにある。

彼らは言った。堯・舜は古制を考究し、官職を設けること百種のみであった。内には百揆・四岳があり、外には州牧・侯伯があり、諸々の政事は順調で、万国は皆安らかであった。夏・商は官職が倍加したが、それでも治めるに足りた。明王が政務を設けるのは、官職の多少にあるのではなく、ただ人を適切に用いることにある。

今、我が小子は、慎み勤めて德行に励み、朝晩追いつかぬ思いをし、前代の順当なやり方を仰ぎ見て、訓導して官を率いる。

太師・太傅・太保を設ける。これが三公である。彼らは道義を論じ、国を治め、陰陽を調和する。官職は必ずしも備わらずともよく、ただ適任の人があればよい。

少師・少傅・少保を三孤という。三公を輔佐して教化を弘め、恭しく天地の道を助け、我が一人を輔ける。

冢宰は国の治めを掌り、百官を統領し、四海を調和する。

司徒は国の教化を掌り、五典を施行し、万民を安んずる。

宗伯は国の礼制を掌り、神明と人事を治め、上下を調和する。

司馬は国の軍政を掌り、六師を統率し、邦国を平定する。

司寇は国の禁令を掌り、奸悪の者を追究し、暴乱の徒を罰する。

司空は国の土地を掌り、士・農・工・商の四民を安置し、時に応じて地の利を利用する。

六卿は職事を分掌し、それぞれ属官を率いて、もって九州の牧伯を導き、万民を富厚に成就させる。

六年ごとに、五服の諸侯が一度朝する。さらに六年を経て、王は時に応じて巡行し、四岳に至って制度を考察し、諸侯はそれぞれ方岳で朝見し、大いに降格と昇進を明らかにする。

王は言った。「ああ、全て我が官位ある君子よ、汝の主管する事務を敬い、命令を慎んで発せよ。命令は発すれば行われ、反復すべからず。公義をもって私心を除けば、人民は誠実に帰服する。

古道を学んでから官に就き、事を議論するには制度に拠れば、政事は迷わず。汝らは典章常法を師とせよ。巧言をもって官職を乱すな。心に疑いあれば謀を敗り、懈怠・忽略は政事を荒廃させる。学ばざるは壁に向かって立つが如く、事を処理すれば煩乱するのみ。

汝ら卿士に告げる。功業の崇高は志にあり、事業の広大は勤勉にある。ただ果断なること能えば、後に艱難なし。

位は必ずしも意図せずとも驕りを生じ、禄は必ずしも意図せずとも奢侈を生ず。恭敬・倹約こそ徳であり、汝らの虚偽を載せるな。徳を行えば、心は安らかで日に日に善くなる。偽りを作せば、心は労して日に日に拙劣となる。

寵位にあるときは危険を思い、畏れざるはなし。畏れねば、畏るべき境地に入る。

賢人を推挙し、能人に譲れば、衆官は和順となる。和順ならねば、政事は乱れる。才能ある者を挙げて官職に任ずるは、即ち汝の才能である。適切ならざる者を挙ぐるは、即ち汝の任に堪えざる所以である。

王は言った。「ああ、三事の大臣及び大夫たちよ、汝らが任じた官職を敬い、汝らが掌る政事を治め、もって汝らの君主を輔け、長く万民を安んぜよ。万邦は厭うことなからん。」