国風
敝笱
第 104 篇
『敝笱』
序文:『敝笱』は、文姜を諷刺した詩である。斉の人々は魯の桓公の懦弱無能を嫌悪した。というのも、彼が文姜を統制・束縛できず、彼女を淫乱・放縦にさせ、斉・魯両国の禍患としたからである。
破れた漁網を魚梁に架ければ、網にかかるのは鮒と鰥の魚。斉侯の娘(文姜)が斉へ帰るとき、その従者は雲のように多かった。
破れた漁網を魚梁に架ければ、網にかかるのは鮒と蓮の魚。斉侯の娘(文姜)が斉へ帰るとき、その従者は雨の降るように多かった。
破れた漁網を魚梁に架ければ、網の中の魚は自由に泳ぎ回る。斉侯の娘(文姜)が斉へ帰るとき、その従者は流れる水のように多かった。
『敝笱』は全三章、各章四句から成る。
