国風
衡門
第 138 篇
「衡門」
序言:「衡門」の詩は、衛の僖公を諫め導くために作られた。僖公は生まれつき善良ではあったが、しっかりとした志を持っていなかった。そこで作者がこの詩を作り、その君を導き支えようとしたのである。
横木を門とする粗末な家の下でも、身を寄せて安らかに暮らすことができる。泌丘の泉の水は広々と流れ、それに頼って飢えをしのぎ渇きを癒すことができる。
魚を食べたいと思うなら、必ずしも黄河の鮒(ふな)でなければならないのか。妻を娶りたいと思うなら、必ずしも斉の姜姓の娘でなければならないのか。
魚を食べたいと思うなら、必ずしも黄河の鯉でなければならないのか。妻を娶りたいと思うなら、必ずしも宋の子姓の娘でなければならないのか。
「衡門」は全三章、各章四句からなる。
