国風
匪風
第 149 篇
『匪風』の序:『匪風』は、周の王朝の治め方を偲ぶ詩である。桧国は弱小で、政治は乱れ、災いが迫ることを憂い、それゆえ周の王朝の治め方を偲ぶのである。
その風はひゅうひゅうと吹き荒れ、その車は疾く走る。振り返って周の都へ通じる大路を眺めれば、心の中は悲しみに耐え難い。
その風は渦を巻いて吹き、その車はぎしぎしと音を立てる。振り返って周の都へ通じる大路を眺めれば、心の中は哀しみに満ちてやまない。
誰か魚を烹ることができようか。我が彼のために鍋を洗い清めよう。誰か西のかた故国に帰ろうとする者があれば、我は彼に託して良い便りを伝えよう。
『匪風』は全三章、各章四句からなる。
桧国の詩篇は合わせて四篇、十二章、四十五句である。
