国風
候人
第 151 篇
『候人』
序文:「候人」の詩は、君主が小人を親しむことを諷刺したものである。共公は賢徳ある君子を遠ざけ、小人を好んで近づけた。
あの候人(見張り役)の職にある者は、戈(ほこ)と殳(しゅ)を担っている。あの小人たちは、三百人もの者が朱色の蔽膝(ひしつ)を身に着けている(これは大夫以上の礼服である)。
鵜(う)が梁(やな)の上に立っているのに、その翼を濡らさない。あの小人たちは、その官服を着るに全く値しない。
鵜が梁の上に立っているのに、その嘴を濡らさない。あの小人たちは、その厚い禄を得るに全く値しない。
雲気が立ち昇り満ち渡る。南山の朝に虹が立つ。しとやかで美しいのに、幼い娘は飢えに耐えている。
『候人』は全四章、各章四句からなる。
