小雅
彤弓
第 15 篇
『彤弓』
序言:「彤弓」は、周の天子が功績ある諸侯に賜り物を与えたことを詠じた詩である。
朱塗りの弓の弦はすでに緩み、諸侯はそれを受け取って秘蔵した。我には尊い賓客がおり、心から誠を尽くして彼に賜う。鐘や鼓の楽器はすでに整えられ、ひと朝のうちに宴を設けて彼をもてなした。
朱塗りの弓の弦はすでに緩み、諸侯はそれを受け取って車に載せた。我には尊い賓客がおり、心から喜んで彼を愛する。鐘や鼓の楽器はすでに整えられ、ひと朝のうちに宴を設けて彼に報いた。
朱塗りの弓の弦はすでに緩み、諸侯はそれを受け取って収めた。我には尊い賓客がおり、心から深く彼を重んじる。鐘や鼓の楽器はすでに整えられ、ひと朝のうちに宴を設けて彼に返礼した。
「彤弓」は全三章、各章六句からなる。
