モバイルで快適に読む 『詩経』アプリ:全文検索、しおり、読み上げ、オフライン
テーマ
文字サイズ 18
国風

行露

第 17 篇

『行露』の詩の序文には次のようにある。「『行露』は、召伯が訴訟を審理した詩である。当時、衰退し混乱した風気が次第に衰え、堅く貞節な教化が起こり始め、強横で粗暴な男子が貞節な女子を犯し辱めることができなくなった。」

道の露はしっとりと濡れている。どうして早朝や夜に道を急ぎたくないことがあろうか。ただ道の露が多すぎるのが心配なだけだ。

誰が雀に嘴がないと言うのか。何によって私の家を啄き破るのか。誰がお前に家室がないと言うのか。何によって私を官の訴えにしたのか。

私を官の訴えにしたとはいえ、お前が私を娶って家を成す理由は十分ではない。

誰が鼠に歯がないと言うのか。何によって私の壁を噛み破るのか。誰がお前に家室がないと言うのか。何によって私に訴訟を起こさせるのか。

私に訴訟を起こさせたとはいえ、私は決してお前に従うことはない。

『行露』は全三章で、第一章は三句、第二章と第三章は各六句からなる。