小雅
裳裳者華
第 54 篇
「裳裳者華」
序:「裳裳者華」の詩は、周の幽王を諷刺したものである。古の世で官に就く者は代々俸禄を享受していたが、もし小人が高い地位を占めれば、讒言やへつらいを行う者たちが共に登用され、賢者などの人々は見捨てられ、功臣の世襲の禄位は断たれてしまう。
盛んに咲く花よ、その葉はなんと潤っていることか。私はあの人に出会い、心が晴れやかになった。心が晴れやかになったので、安らかな場所を得ることができた。
盛んに咲く花よ、その色はなんと黄金のように黄ばんでいることか。私はあの人に出会い、彼はまことに文采にあふれている。彼はまことに文采にあふれているので、めでたいことがあった。
盛んに咲く花よ、あるものは黄金のように黄ばみ、あるものは白い。私はあの人に出会い、彼は四頭の黒いたてがみの白馬を駆っている。彼は四頭の黒いたてがみの白馬を駆り、六本の手綱は柔らかく艶やかである。
左へ向かえ、左へ、君子はそれを行うのにふさわしい。右へ向かえ、右へ、君子はこれらを有している。まさに彼がこれらを有しているからこそ、祖先の業績を継承できるのである。
「裳裳者華」は全四章、各章六句からなる。
