国風
新台
第 43 篇
序文:「新台」は、衛の宣公を諷する詩である。宣公は太子伋の妻を娶り、黄河の畔に新台を築いて彼女を迎え入れた。国中の人々がその行いを憎み、この詩を作ったのである。
新台はかくも鮮やかに輝き、黄河の水は広々と満ち溢れている。和順で満ち足りた伴侶を求めたが、得たのは佝僂で背の曲がった醜悪な者であった。
新台はかくも高く整い、黄河の水は緩やかに流れている。和順で満ち足りた伴侶を求めたが、得たのは佝僂で背の曲がった醜悪な者であった。
網を投げて魚を捕らえようとしたが、一羽の雁が網にかかってしまった。和順で満ち足りた伴侶を求めたが、得たのは蟾蜍のような醜悪な者であった。
新台は全三章、各章四句からなる。
