国風
君子于役
第 66 篇
『君子于役』
序:「君子于役」は、周の平王を諷刺した詩である。君子が兵役に出て帰る期限が定まらず、大夫たちがその災難を憂い、故に詩を作って諫めたのである。
君子が兵役に出て、その期限がわからない。いつになったら帰って来られるのだろうか。
鶏はすでに塒に帰って伏し、太陽はすでに沈み、羊や牛も山から下りて来た。
君子が兵役に出ているのに、どうして彼を思わずにいられようか。
君子が兵役に出て、日も月も限りなく続き、いつになったら再び逢えるのだろうか。
鶏はすでに木の杭に止まり、太陽はすでに沈み、羊や牛も皆山から下りて集まって来た。
君子が兵役に出ている、どうか彼が飢えや渇きに苦しみませんように。
『君子于役』は全二章、各章八句からなる。
