国風
遵大路
第 81 篇
『遵大路』の序文に言う。『遵大路』は、君子を思慕する詩である。衛の荘公が君主としての道を失い、君子は彼のもとを去った。国人は君子を思い慕い、その帰還を待ち望んだ。
大路に沿って行く道すがら、私はあなたの袖の端をしっかりと掴む。どうか私を嫌わないでください。どうか旧(もと)の情(なさけ)を、そう易(たやす)く絶ってしまわないでください。
大路に沿って行く道すがら、私はあなたの手をしっかりと握る。どうか私を疎(うと)んじないでください。どうか昔の良い思い出を、そう易く絶ってしまわないでください。
『遵大路』は全二章、各章四句から成る。
