国風
丰
第 88 篇
豊
序文:『豊』の詩は、社会の乱れを諷刺したものである。婚姻の道が廃れ、男が積極的になっても女が応じず、男が進んでも女が従わない。
あなたの姿はなんと豊かで、巷で私を待っていた。私はあなたに従わなかったことを悔いている。
あなたの体はなんとたくましく、堂の上で私を待っていた。私はあなたと行かなかったことを悔いている。
錦の下着を身にまとい、その上に麻の上衣を重ねて着ている。錦の裳を下に着て、その上に麻の裳を重ねてまとっている。叔父様よ、伯父様よ、車を駆って私を連れて行ってください。
錦の裳を下に着て、その上に麻の裳を重ねてまとっている。錦の下着を身にまとい、その上に麻の上衣を重ねて着ている。叔父様よ、伯父様よ、車を駆って私を家へ連れて帰ってください。
『豊』の詩は全四章からなり、前の二章は各章三句、後の二章は各章四句である。
